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2026.07.01
「それいけ!タイシロー」~若手社員の現場に密着してみました~
7月1日。
来年卒業を迎える高校生の就職活動解禁日となりました。
わがアート工藝社でも求人票を公開し、就職を考えている高校生の皆さんや、学校の進路指導の先生、
そしてハローワークさんとの連絡が活発になるシーズンの到来です。
そんなわけで今回は、アート工藝社に勤める若手社員の一日をドキュメンタリーっぽく追ってまいりました。
求人票や企業説明会などでは伝えきれない、現場のリアルな様子を少しでも感じ取っていただけると嬉しいです。
この日は、早朝作業がありました。出勤は朝の7時ちょっと前。
工場を開錠し、道具を取り出し、忘れ物のないよう確認しつつ作業車に積み込んでいきます。
作業内容は、地元の大型ショッピングモールでの、季節装飾の入れ替えです。
(そして若者は戦いのピッチへと向かうのであります)
入れ替えアイテムは、天井から下がるサークルフレームや、壁面パラペットに取り付ける造花、そして花の絵柄の入った発泡パネルです。
(今回、花のモチーフは『バラ』から『ひまわり』へチェンジします)
一つひとつの作業はシンプルですが、売り場の季節感をさりげなく演出するためには必要不可欠な仕事です。
また脚立に上って行う作業のため、作業者本人はもちろん、周囲の安全確認も欠かせません。
さらには開店時間が9時なので、それまでに終わらせなければなりません。
そこで作業時間を逆算し、メンバー数と、誰がどのエリアを、どの順番で担当するか、その段取りを計画しておきます。
これができてないと、現場全体の流れが詰まってしまいます。
そこをタイシローは、リーダーとして現場を仕切っています。
中堅・ベテランを含めた計3名のチームワークで、見事8:30には交換完了、8:45には現場撤収という結果で作業を終えました。
(パソコン作業もキーボード操作も自然に覚えますから大丈夫!)
そこからほどなく、松山市から少し離れた郊外にあるオープン間もないスーパーへ向かいます。
次のミッションは、催事場で予定されている「家族の絵」コーナーのためのパネル設置です。
子どもたちが家族の絵をクレヨンや絵具で描いた作品が所狭しと掲示される、そう、あれです。
(まずは入門手続きから)
今回タイシローは、その絵を飾るためのホワイトパネルの設置に来ました。
目立たない装飾備品ですが、これをやる人がいないと、イベントそのものが成立しません。
通常はいわゆる「ツーマンセル」以上のチームで現場に赴くことが多いアートの仕事ですが、小規模で、安全が確保できる作業については、単独で対応することもあります。
(雨が降ってきたので、パネルが濡れないよう搬入ルートを考えながら)
本来は、催事場にそのまま組み立てたパネルを設置する予定だったのですが、売り場の事情により、バックヤードにパネルをいったん避難させることに。
急な段取り変更でしたが、タイシローは淡々と対応します。
現場での作業時間は30分ほど。往復の移動時間の方が長かったくらいですね。
それから道後温泉近くの会館に向けて出発します。
(雨天です。くれぐれも安全運転でお願いします!)
次のミッションは、1階ホールのステージに吊られた横看板の撤去作業です。
この作業もまた、脚立を使うので安全確認は必須です。
特に長脚立は、上って行う作業だけでなく、搬入・搬出作業も常に注意を払わなければいけません。
5メートルはある看板なので、ワンボックスカーに積み込むために、固定部分をバラして二つ折りにして搬出します。
これを会社の工場に持ち帰り、後片付けと残務処理をして本日は「上がり」です。
タイシロー、お疲れさまでした。
今回の密着取材とは別日になりますが、3日後の夜には、大型ショッピングモールでのバーゲンセール装飾作業がありました。
この日の店舗入りは、閉店後の21時。
お客様がいない時間帯でなければできない作業のため、商業施設の現場では早朝や夜間に作業を行うことがあります。
この日もタイシローが作業リーダーを務め、4名のチームで現場に入りました。
事前に段取りを確認していたこともあり、作業はスムーズに進行し、予定より早く完了。
22時30分には現場撤収、23時ごろには会社へ戻ることができました。
もちろん、こうした時間帯の作業が毎日あるわけではありません。
季節装飾やセール装飾、店舗の営業時間に合わせた作業など、必要な場合に発生するものです。
また、時間外作業には時間外手当が支給されます。
作業が長時間になった場合や、帰社時間が遅くなった場合には、翌日の勤務時間を調整するなど、休息時間の確保にも配慮しています。
アート工藝社の仕事には、早朝や夜間の現場もあります。
ただそれは、お店や施設がいつも通り営業するために、お客様のいない時間に作業を行う必要があるからです。
見えない時間帯に、街やお店の準備を支える。
それも、この仕事の大切な役割のひとつです。
タイシローの一日の仕事を大まかに追ってみたあと、彼に尋ねてみました。
ぶっちゃけ、アートの仕事、どう思う?
「正直、最初からこの業界に強い憧れとかがあったかというと、そうでもなくて。
けど、現場に出て、先輩らと一緒にモノを作って、完成したやつが店とか街ん中で掲示されとったりするんを見たら、
『ああ、これは自分らがやった仕事なんやなあ』と思える時が、やっぱありますね」
彼の飾らないコメントです。
でも、それでいいのだと思います。
最初から、大きな夢や立派な使命感を持っていなくても大丈夫です。
まずは時間を守ること。
安全を意識すること。
先輩やお客様の話を素直に聞くこと。
わからないことを、そのままにせず確認すること。
そうした基本を一つずつ積み重ねていく中で、少しずつ仕事の面白さが見えてきます。
タイシローも、最初から何でもできたわけではありません。
現場に出て、先輩と動き、失敗も経験しながら、少しずつ自分の役割を覚えてきました。
そして今では、時間制約のある早朝や夜間の現場で作業リーダーを任される場面も増えてきています。
タイシローは、高校時代、バレーボール部に所属していました。
チームは同校バレー部史上初となるインターハイ出場を果たし、彼自身も背番号1をつけてコートに立っていたそうです。
ただ、今回の取材で感じたのは、華やかな経歴と実績そのものよりも、
そこで身につけた「チームで動く感覚」を、今の現場でも少しずつ活かしてきているということでした。
現場では、一人だけが目立てばいいわけではありません。
脚立に上がる人がいれば、下で支える人がいる。
資材を運ぶ人がいれば、先行して次の作業の準備にかかる人がいる。
現場の状況によって段取りが急に変更となった場合、みんなと相談し、平常心で対処しなければなりません。
時間が限られた現場では、周りを見て、声をかけ合って、自分がいま何をすべきかを絶えず考える必要があります。
それは、団体競技でいう「次のプレーを読む」感覚に、とてもよく似ています。
目標に向かって部活動に没頭した経験がある人だけでなく、文化祭や体育祭、ダンスやバンド活動、それにアルバイトなどで、誰かと一緒に何かを作り上げた経験がある人。
その経験は、アート工藝社の現場でもきっと活かせます。
是非、就職希望先の選択肢の一つにしていただき、みなさんと職場見学会でお会いできる日を、社員一同楽しみにしています。
※少し前に「文化祭の準備が好きだった人へ」というブログ記事を書きました。未読の方は、是非一度お読み下さい。
来年卒業を迎える高校生の就職活動解禁日となりました。
わがアート工藝社でも求人票を公開し、就職を考えている高校生の皆さんや、学校の進路指導の先生、
そしてハローワークさんとの連絡が活発になるシーズンの到来です。
そんなわけで今回は、アート工藝社に勤める若手社員の一日をドキュメンタリーっぽく追ってまいりました。
求人票や企業説明会などでは伝えきれない、現場のリアルな様子を少しでも感じ取っていただけると嬉しいです。
■朝のお仕事
今年で入社5年目の若手社員、タイシローくん。この日は、早朝作業がありました。出勤は朝の7時ちょっと前。

工場を開錠し、道具を取り出し、忘れ物のないよう確認しつつ作業車に積み込んでいきます。

作業内容は、地元の大型ショッピングモールでの、季節装飾の入れ替えです。

(そして若者は戦いのピッチへと向かうのであります)
入れ替えアイテムは、天井から下がるサークルフレームや、壁面パラペットに取り付ける造花、そして花の絵柄の入った発泡パネルです。


(今回、花のモチーフは『バラ』から『ひまわり』へチェンジします)
一つひとつの作業はシンプルですが、売り場の季節感をさりげなく演出するためには必要不可欠な仕事です。
また脚立に上って行う作業のため、作業者本人はもちろん、周囲の安全確認も欠かせません。

さらには開店時間が9時なので、それまでに終わらせなければなりません。
そこで作業時間を逆算し、メンバー数と、誰がどのエリアを、どの順番で担当するか、その段取りを計画しておきます。
これができてないと、現場全体の流れが詰まってしまいます。
そこをタイシローは、リーダーとして現場を仕切っています。

中堅・ベテランを含めた計3名のチームワークで、見事8:30には交換完了、8:45には現場撤収という結果で作業を終えました。
■午前のお仕事
早朝作業を終え、会社に戻って後片付けを済ませた後は、いったんデスクに着いて、明日以降も含めたこの後の段取り確認をします。
(パソコン作業もキーボード操作も自然に覚えますから大丈夫!)
そこからほどなく、松山市から少し離れた郊外にあるオープン間もないスーパーへ向かいます。
次のミッションは、催事場で予定されている「家族の絵」コーナーのためのパネル設置です。
子どもたちが家族の絵をクレヨンや絵具で描いた作品が所狭しと掲示される、そう、あれです。

(まずは入門手続きから)
今回タイシローは、その絵を飾るためのホワイトパネルの設置に来ました。
目立たない装飾備品ですが、これをやる人がいないと、イベントそのものが成立しません。
通常はいわゆる「ツーマンセル」以上のチームで現場に赴くことが多いアートの仕事ですが、小規模で、安全が確保できる作業については、単独で対応することもあります。

(雨が降ってきたので、パネルが濡れないよう搬入ルートを考えながら)
本来は、催事場にそのまま組み立てたパネルを設置する予定だったのですが、売り場の事情により、バックヤードにパネルをいったん避難させることに。
急な段取り変更でしたが、タイシローは淡々と対応します。


現場での作業時間は30分ほど。往復の移動時間の方が長かったくらいですね。
■午後のお仕事
さて、お昼休憩をはさみ、いったん帰社したあとは、明日以降の作業の準備(デスクワーク)を少々。それから道後温泉近くの会館に向けて出発します。

(雨天です。くれぐれも安全運転でお願いします!)
次のミッションは、1階ホールのステージに吊られた横看板の撤去作業です。

この作業もまた、脚立を使うので安全確認は必須です。

特に長脚立は、上って行う作業だけでなく、搬入・搬出作業も常に注意を払わなければいけません。
5メートルはある看板なので、ワンボックスカーに積み込むために、固定部分をバラして二つ折りにして搬出します。


これを会社の工場に持ち帰り、後片付けと残務処理をして本日は「上がり」です。

タイシロー、お疲れさまでした。
■別日の夜間作業も、少しだけ紹介します
今回の密着取材とは別日になりますが、3日後の夜には、大型ショッピングモールでのバーゲンセール装飾作業がありました。

この日の店舗入りは、閉店後の21時。
お客様がいない時間帯でなければできない作業のため、商業施設の現場では早朝や夜間に作業を行うことがあります。


この日もタイシローが作業リーダーを務め、4名のチームで現場に入りました。

事前に段取りを確認していたこともあり、作業はスムーズに進行し、予定より早く完了。

22時30分には現場撤収、23時ごろには会社へ戻ることができました。
もちろん、こうした時間帯の作業が毎日あるわけではありません。
季節装飾やセール装飾、店舗の営業時間に合わせた作業など、必要な場合に発生するものです。
また、時間外作業には時間外手当が支給されます。
作業が長時間になった場合や、帰社時間が遅くなった場合には、翌日の勤務時間を調整するなど、休息時間の確保にも配慮しています。
アート工藝社の仕事には、早朝や夜間の現場もあります。
ただそれは、お店や施設がいつも通り営業するために、お客様のいない時間に作業を行う必要があるからです。
見えない時間帯に、街やお店の準備を支える。
それも、この仕事の大切な役割のひとつです。
■タイシローは何を思う
タイシローの一日の仕事を大まかに追ってみたあと、彼に尋ねてみました。
ぶっちゃけ、アートの仕事、どう思う?
「正直、最初からこの業界に強い憧れとかがあったかというと、そうでもなくて。
けど、現場に出て、先輩らと一緒にモノを作って、完成したやつが店とか街ん中で掲示されとったりするんを見たら、
『ああ、これは自分らがやった仕事なんやなあ』と思える時が、やっぱありますね」
彼の飾らないコメントです。
でも、それでいいのだと思います。
最初から、大きな夢や立派な使命感を持っていなくても大丈夫です。
まずは時間を守ること。
安全を意識すること。
先輩やお客様の話を素直に聞くこと。
わからないことを、そのままにせず確認すること。
そうした基本を一つずつ積み重ねていく中で、少しずつ仕事の面白さが見えてきます。
タイシローも、最初から何でもできたわけではありません。
現場に出て、先輩と動き、失敗も経験しながら、少しずつ自分の役割を覚えてきました。
そして今では、時間制約のある早朝や夜間の現場で作業リーダーを任される場面も増えてきています。
■仕事を通じて、人は成長する
タイシローは、高校時代、バレーボール部に所属していました。
チームは同校バレー部史上初となるインターハイ出場を果たし、彼自身も背番号1をつけてコートに立っていたそうです。
ただ、今回の取材で感じたのは、華やかな経歴と実績そのものよりも、
そこで身につけた「チームで動く感覚」を、今の現場でも少しずつ活かしてきているということでした。
現場では、一人だけが目立てばいいわけではありません。
脚立に上がる人がいれば、下で支える人がいる。
資材を運ぶ人がいれば、先行して次の作業の準備にかかる人がいる。
現場の状況によって段取りが急に変更となった場合、みんなと相談し、平常心で対処しなければなりません。
時間が限られた現場では、周りを見て、声をかけ合って、自分がいま何をすべきかを絶えず考える必要があります。
それは、団体競技でいう「次のプレーを読む」感覚に、とてもよく似ています。
目標に向かって部活動に没頭した経験がある人だけでなく、文化祭や体育祭、ダンスやバンド活動、それにアルバイトなどで、誰かと一緒に何かを作り上げた経験がある人。
その経験は、アート工藝社の現場でもきっと活かせます。
是非、就職希望先の選択肢の一つにしていただき、みなさんと職場見学会でお会いできる日を、社員一同楽しみにしています。
※少し前に「文化祭の準備が好きだった人へ」というブログ記事を書きました。未読の方は、是非一度お読み下さい。